初めまして!第7代目ダンス愛好会会長のおとぎです!

今回の定期公演では、MCという大役をいただき、途中グダグダな部分もあったと思いましたが、一応無事に終えることができ、ホッとしているところでございます。

 

さて、この記事では、今回の公演をMCの目線から色々とお伝えできればなと思っております!

 

5月7日、僕は朝9:00に会場入りし、現役生との挨拶を済ませるが、人見知りを発揮。ただただ現役生のストレッチを眺める時間が続きました。その時間の現役生の子たちは、皆リラックスした様子で場当たりに備えていました。

場当たりでは、キャプテンを中心に細かい立ち位置を確認しあい、迎えるゲネプロ(リハーサルのようなもの)や本番へ着々と準備を進めていました。部員同士しっかりと連携も取れており、皆が皆この公演に向けて一つになっている様子が伺えました。

場当たり後の昼休みでは、和気あいあいと楽しく食事をしていて、21歳のおじさん(おとぎ)は微笑ましく思いながらご飯を食べていました。

食事を終えた後の時間には、洋菓子を作ってきてくれた部員の女の子が男子の楽屋に来て、配ってくれていました。そして確実に人数には入っていなかった僕にまで洋菓子をくれる優しさをしみじみと感じ、僕はその洋菓子を堪能しました。その洋菓子、いやもうマドレーヌなんですけど、そのマドレーヌはしっとりとした舌触りと、ほんのりとバターの香りを楽しむことができ、おとぎ感動。
また、3年生の男子部員に手紙を渡しにきている2年生の女の子も数人おり、男子の楽屋は「ウィ~~~~↑↑↑↑」的な雰囲気に。

そこで僕は思いました。

 

 

うらやましっ

 

 

そんなお昼休みの後は、いよいよゲネプロです。

ゲネプロでは、本番と全く同じ流れでプログラムを通します。もちろん、僕もMCのタイミングで舞台に登場し、照明担当の子とMCの時の照明の話なんかをしながら、ゲネプロを進めていました。

現役生の子たちは、本番同様全力で踊る子もいれば、本番で疲れてしまわないように7割程度の力で踊る子もいて、それぞれの部員がそれぞれのやり方で本番へ向けて調整を行なっていました。
僕は本番では正面で見ることができないので、ゲネプロの自分の出番以外のときは座席から見ていたのですが、その時点で僕は心打たれ、思わず拍手や声を上げていました。本当にかっこよかったです。

ゲネプロから本番までの時間は約2時間半ほどありましたが、部員は気を緩めることなく、ゲネプロで感じた不安な部分を各チームが一つずつ解消していました。最後の最後まで、できるだけ良い公演にするために、全員がますます一つになり、舞台裏の緊張感もどんどん上がっていきました。

そしてこの時間には、各照明を担当している10期生(この3月に卒業)の子たちも、現役生とコミュニケーションをとりながら、細かい部分まで話し合い、様々なパターンを試していました。この公演は現役生が中心ではありますが、現役生だけでなくOB・OGの助けがあってのものであり、そしてその全員が作り上げるものであるんだなと感じました。現役生のために尽力してくれたOB・OGの方々に感謝します。

本番前には、OB・OGからの差し入れや、保護者の方々からの差し入れもいただき、それほど皆さんがこの公演を楽しみにしているということをひしひしと感じました。そして、僕もMCとしてこの公演に携われることに誇りを感じ、またミスは許されないという不安も湧いてきました。

この頃には男子部員とも仲良く話せるようになり、特に共にMCとして登場してくれるMちゃんとは、MCの打ち合わせをしている間に打ち解けることもできました。※あくまで僕の主観です

そうこうしているうちに、開演時間が近づき、会場の外にはお客さんの列ができていました。部員たちはテンションと緊張と不安が増長しており、しかし決して悪い雰囲気ではなく、今からすごいことが起きるような、そんな空気が楽屋や会場に漂っていました。

 

開場と共に座席を埋める観客。
応援に駆けつけるOB・OG。
振り付けを確認する現役生。
本番前に無事に用を足すことができた21歳のおじさん。
それぞれの思いが天理市民会館に集まり、熱気ムンムンの中、開演のブザーが鳴る...!

そこで僕は思いました。

 

 

緊張するなぁ

 

 

......②に続く!

(スポンサーリンク)